アミノ酸シャンプーを購入する際の注意点について、ぜひ覚えておいてほしいことをお話します。
一般的なシャンプーの多くは、界面活性剤に「ラウリル硫酸ナトリウム」や「ラウレス硫酸ナトリウム」というものを成分としています。
これらは同じ合成の界面活性剤であっても、アミノ酸のように穏やかでやさしい洗浄力ではありません。
強力に油汚れを取ってしまうほどの洗浄力のものなのです。
それが決してわるいと言っているわけではありません。
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頭皮の状態による使い分けが肝心
頭皮や毛髪が脂っぽくて困っているかたには、強力な洗浄力が必要でしょう。
ですが、脂っぽくもないのに毎日のように洗髪しているかたには、これほど強力な洗浄力は必要ありません。
少量のアミノ酸を添加してもアミノ酸シャンプーになる
実は、このような強力な界面活性剤を使用しているシャンプーに、アミノ酸を少量添加しただけで、「アミノ酸シャンプー」として売られているものがあります。
それは本来のアミノ酸シャンプーとは違います。
本来のアミノ酸シャンプーと言うのは、界面活性剤がアミノ酸系であると言うことが特徴です。
普通のシャンプーに単にアミノ酸を添加しても、頭皮や毛髪にやさしいシャンプーにはなら無いのです。
そのことを覚えておくと、アミノ酸シャンプーを購入するとき間違いがありません。
ここ、重要です。
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安全な成分とキケンな成分
「合成の界面活性剤」を危険なものだから避けたいという方は多いでしょう。
確かに普通にかんがえれば、車を洗ったり工場で機械を洗浄するのと同じような界面活性剤なのです。
それがいつも使うシャンプーに入っているわけです。
それって強力すぎませんか?
神経質になるのもほどほどで
ですが、シャンプーというものがこの世に出来てから、もう何十年も経つのです。
その間常に研究を重ねて進化しているはずです。
また多様なテストをし、人間に害の無い範囲まで薄めて活用されているのは徹底されています。
ですからそれほど神経質になる必要もないのかもしれません。
自然由来の成分は絶対安全か?
又、自然成分なら何でも安全と思ってしまうこともすごく危険です。
天然の植物であっても、自分を守る為に強力な毒を持っているものもありますからね。
漆(うるし)等のように、触るとかぶれてしまうようなものだって有るのです。
ですから、「自然のもの=安全」と安心するのも短絡的である、と言うことを知っておきたいです。
皮膚や髪に優しくよいものを見極める
先ほどもお話した通り、アミノ酸シャンプーであっても、合成の界面活性剤を使用しているものが沢山あります。
ですが、洗浄効能はすごく穏やかで、せっけんシャンプーほどの刺激すらありません。
この場合に、アミノ酸シャンプーは、キケンだなどと言うでしょうか。
合成で有ることや自然で有ることにかかわらず、お皮膚や髪の毛に優しいものは優しい、よいものはよい!
このような判断をしていただきたいと思います。
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アミノ酸とは・頭髪を作る栄養素でもある
今注目を浴びつつ有るアミノ酸シャンプーに焦点をあててお話を進めていますが、そもそもこの「アミノ酸」といものは、何なのでしょう。
アミノ酸というのは、端的言うと「タンパク質を作っているもっとも小さい成分」です。
生き物はアミノ酸でできている
つまり、私たちのこの身体そのものがアミノ酸で出来ていると言ってもよいくらい、身体内では大きなウエイトを占めているのです。
大人の身体の20%はアミノ酸なのです。
それは人間だけではありません。
あらゆる動物、そしてあらゆる植物もアミノ酸が創りだすタンパク質から出来ているのです。
ということは、アミノ酸というものは全ての生命の素になっているものと思っていただいてもよいくらいだということです。
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アミノ酸は500種類も存在する
ところが、このアミノ酸・・・一種類だけでは無いのです。
なんと、現在確認されているだけでもすでに500種類に及ぶ自然アミノ酸が存在しています。
そのなかで、人間の身カラダを作っているアミノ酸は20種類ほどあります。
また、人間が自分のカラダの中で合成出来るアミノ酸は、さらにその半分の10種類だけです。
そして、アミノ酸は、毛髪を創るための材料にも成るのです。
ですから、髪の毛や頭皮をアミノ酸シャンプーで洗うことは、髪にやさしいという意味になるでしょう。
一度あなたもアミノ酸シャンプーを利用してみると、使い心地で違いがわかるかもしれませんね。
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自然由来のアミノ酸シャンプー
これ迄、アミノ酸系の界面活性剤の多くは、合成のものとお伝えしてきました。
確かにアミノ酸シャンプーのなかで、ごく一般的に利用されているシャンプーに関しては、合成のものがおおいです。
それでも近年、この「アミノ酸自体も自然のものから作ったもの」が商品化されるようになりました。
自然由来のアミノ酸です。
合成のアミノ酸シャンプーでさえ、石鹸よりも穏やかな洗い心地であったのですが、それでもどうしても「合成」と言う部分が気に入らなかった方々が作ったのでしょう。
自然由来アミノ酸シャンプーは敏感肌には最適
アミノ酸が自然由来になることで、ますます洗浄力は穏やかでマイルドなものとなっています。
そのため従来のシャンプーでは何らかのトラブルがある方にも向いています。
- アトピー性肌炎のかた
- 頭皮になんらかの炎症を起こしているかた
- 非常に肌が敏感な方
とはいえ、肌科に通うほどの重症な場合には、必ず医師に相談してからにしてください。
シャンプーに限らず、敏感な肌の方が皮膚に付けるものを代える時には、そうしたほうが安全です。
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アミノ酸シャンプーは売っていない?
ところで、この自然のアミノ酸シャンプーですが、ドラッグストアではなかなか目にしないとききます。
やはり、まだこのようなシャンプーを利用する人が少数派だからでしょうか。
ですがネットで検索をしてみると、すぐに見つかりだれでも簡単に購入できます。
本当に便利な時代になりました。
自然のアミノ酸シャンプーは、敏感な肌のかただけでなく、生まれて間も無い赤ちゃんにもあんしんして使う行うことが出来ます。
是非一度試してみて、マイルドな洗いあがりを実感してみて下さいね。
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一般販売のアミノ酸シャンプー
自然で有るか合成で有るかは別として、アミノ酸シャンプーそのものは一般販売もされています。
少しづつではありますが、身体を洗浄する洗浄剤や化粧品の類に関して、よりやさしいもの、穏やかなものを求める動きが高まっているようにおもいます。
そのような方々が、もっと増えていけば、アミノ酸シャンプーも一般的なシャンプーと同じように店頭に並ぶことになっていくのでしょう。
現在はまだそれほど種類もなく、店頭の片隅に置かれている程度です。
あなたのご近所のドラッグストアにも「アミノ酸シャンプー」が置いてあるとおもいますので、探してみては如何でしょう。
店頭販売のアミノ酸シャンプー、成分確認を
大き目のチェーン店のようなドラッグストアであれば、置いてある可能性は高いです。
ただ、一般販売されているものについては、説明書きや活用者のレビュー等もありません。
そのため成分表をよく見て購入を決めてください。
アミノ酸を少し添加しただけのアミノ酸シャンプーは安価
「アミノ酸シャンプーの選び方」という記事内で、以前お話したのですが、界面活性剤がアミノ酸系でなくてはならないのに、大抵のシャンプーにアミノ酸を少量添加してだけで、アミノ酸シャンプーと謳っているものもあります。
現実のところ、アミノ酸系の界面活性剤が100%であれば望ましいのですが、100%でなくても、法的な基準はないので、そのような品物も多数一般販売されています。
そのような品物は、大体安価で売られているので目安になるとおもいます。
もちろん使用する本人が、この金額なら100%自然のアミノ酸でなくてもよいな・・・とおもうのであれば構わないことです。
ただ、「頭皮や毛髪を本当に大切にしたい」とおもうのでしたら、一度は自然100%のアミノ酸シャンプーを活用していただきたいです。
活用感やその後の頭皮・頭髪の様子に驚かれるとおもいますよ。
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