脱毛症は「円形脱毛症」と「壮年性脱毛症(若はげ)」の2つがあります。
このどちらの症状も、 ストレスの軽減で改善すると言われています(100%ではありません)。
脱毛症で病院にかかる人たちのほとんどが、仕事や生活で大きなストレスを抱えていること、
精神的肉体的に非常に疲れていることが分かっています。
なぜストレスで 脱毛症になるのか
ストレスを たくさん受けると、 体が絶えず緊張し続け、リラックスできる状態が減りますね。
ゆっくり休もうと思っても、緊張感が残り十分な睡眠がとれなかったり、 そのため疲れが取れにくい状態が続きます。
つまり良質の睡眠がとれないわけです。
それで、細胞が新たに作られにくくなり、頭皮の状態も髪の状態も悪化していきます。
またストレスによる緊張は、血液の巡りを悪くします。
血の巡りが悪くなると十分な酸素と栄養が頭皮に届かず、髪の毛を作る毛根が栄養不足になってしまいます。
髪を作る栄養がないわけですから 丈夫な髪の毛を生産することができません。
弱い髪しか生産できず、根本の弱い髪の毛は抜けやすい。
つまりストレスが続くと、脱毛症になっていくわけです。
脱毛症予防のための対策
脱毛症をふせぐためには、まずストレスを避けること。
ストレスを回避して体をリラックスさせる。
心身ともに落ち着いた状態になるためには、ストレスがかからないようにすることが最も重要です(あたりまえですが)。
睡眠時間は1日7時間以上を確保し、深酒や喫煙はやめるべきでしょう。
脂肪の多い肉類を控えて、豆類や野菜類などを中心にした栄養バランスの良い食事をとることも大切。
特に「壮年性脱毛症」の場合は 不健康な生活習慣がきっかけで起こるとことが非常に多いです。
脱毛症の治療
脱毛症の治療は、主にこの三の方針ですすめられます。
- 頭皮の血流を改善する
- 頭皮を柔らかく健康な状態にする
- 栄養のある食事を摂取する
そして「壮年性脱毛症」には、発毛剤や育毛剤の外用を用います。
成分の「ミノキシジル」は発毛育毛の効果が証明されています。
また 「フィナステリド」 という成分は 世界50カ国以上で発売されていて、最強の育毛剤とも呼ばれています。
脱毛症の治療は「皮膚科」または「脱毛症外来」で診てもらえます。
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