シャンプーの仕方が間違っていると、抜け毛や切れ毛、薄毛などのトラブルを招きます。
シャンプーの目的は髪を洗い清潔にすることだと思っているかもしれませんが、本来のシャンプーの目的は、頭皮を洗う ためにあります。
売り文句の「髪に優しい」とか「髪をツヤツヤサラサラにする」 といったところに目がいき、髪を洗うことばかり意識していると、頭皮の洗浄が不十分になってしまいます。
頭皮は髪の毛を生産する元であり、頭皮が汚れたままでは不健康な髪が生えてきます。
意識して頭皮を洗い清潔に保つことが、丈夫な黒髪を保つ秘訣です。
すでに細く弱々しくなった髪、抜け毛が始まったと心配ですか?
ても、大丈夫。
正しいシャンプー を続けることで頭皮の状態が改善されて、髪質も良くなっていきます。
それほどまでに シャンプーは大切なので 、正しい方法で行ってみてくださいね。
では正しいシャンプーのやり方を 再確認してみましょう。
髪を健康に育てる正しいシャンプーのやり方
抜け毛になりやすいタイプには二種類あります。
- 皮脂の分泌が多く、毛穴に脂が詰まりやすいタイプ
- 頭皮が乾燥しやすい乾燥肌タイプ
洗髪の仕方ひとつで、綺麗な頭皮を保つことができます。
正しいシャンプーとすすぎの仕方
皮脂の分泌が多いタイプの人は、二度洗いがおすすめです。
<一度めの洗い方>
- 最初に、頭をぬるま湯でざっと埃を取るように洗い流す
- シャンプー剤を手に取って軽く泡立てる
- 指の腹をを頭皮に当ててマッサージするように頭全体を洗う
- 頭部の襟足の髪の生え際から上に向かって地肌を洗う(髪が生えている流れに逆らうように上に向かって)。
- 全体をすすぐ
消して爪を立てないようにしましょう。
一度目のシャンプーは全体の汚れを 落とすのを目的とします。
<二度めの洗い方>
- 二度目のシャンプーも同じように、シャンプー剤を手に取って軽く泡立ててから指の腹を使って頭皮を洗う
2回目はしっかりとマッサージしながら洗うようにします。
特に頭頂部付近と、毛が薄くなっていると感じている部分は、しっかりマッサージして洗います。
頭頂部は皮脂の分泌が盛んなところで、ここから薄毛になりやすいのです。
皮脂をしっかり落とすこの洗い方をすることで、脱毛が進むのを防ぎます。
この後のすすぎはシャンプーしている時間と同じくらいの時間をかけて、しっかりとすすぎます 。
シャンプー剤が全く残らないように してください。
シャンプー剤が残っていると 皮膚の炎症などのトラブルを起こすこともありますから。
頭皮が乾燥しやすい乾燥肌タイプのシャンプー
頭皮が乾燥しやすい人は、お顔の肌も乾燥肌。
二度洗いではなく、一度あらいでOKです。
ざっと埃を落とすように洗ってから、シャンプー剤を軽く泡立ててから洗います。
頭皮を傷つけないよう、指の腹で力をいれすぎないように洗うのがコツです。
すすぎはシャンプー剤が残らないよう、しっかりと洗い流します。
皮脂を落としすぎると乾燥が進むことがあるので、お肌の状態をみつつ、
- お湯だけでシャンプーする日をはさむ
- 洗浄力がマイルドなシャンプー剤を選ぶ
のもよいでしょう。
リンスの使い方
シャンプー後のリンスは、髪同士の摩擦抵抗を低くすること、そして指通りを良くするためのものです。
そのため リンス剤は頭皮につけるのではなく、髪にのみ行き渡らせるようにします。
養毛剤や育毛剤を使うタイミング
養毛剤や育毛剤を使う場合は、 シャンプー後の汚れが落ちた後の頭皮につけることで、効果が期待できます。
シャンプー後よくすすぎ 、タオルで水気を取り除いてから使ってください。
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